日本開発サービスは、ODA事業を中心とした長年にわたる開発途上国での経験、ネットワークを活かし、アジア・中南米・アフリカ地域を中心に民間企業様の海外事業展開の支援を行っております。対象分野は農業、保健・医療、環境・エネルギー、廃棄物処理、食品加工、防災・災害対策など様々な分野にわたります。
OUR EXPERTISE & RESOURCE/支援内容とリソース
Expatriate Staff
国別専門家
メキシコ/ブラジル/パラグアイ/エチオピア/ガーナ/スリランカ/ミャンマー/米国/イギリス/ドイツ/フランスなど
地域別スペシャリスト
現地コーディネーター
Experts & Specialists
分野別専門家
ICT、ものづくり、農業、保健・医療、環境・エネルギー、廃棄物処理など
技術士/中小企業診断士
MBA/CPA
各種リサーチャー
協力パートナー企業
Local Partners
現地政府関係者
現地企業団体/協会
ローカルコンサルタント
現地通訳者
現地在住パートナー
レンタカー/旅行会社
Professional Translators
翻訳(専門分野)
公証翻訳
ネイティヴチェック
通訳(多言語)
主な実績
ミャンマー各地の農業者への啓発を続け、政府を巻き込んだルール形成を支援
株式会社ケツト科学研究所様
コメ大国・ミャンマーで、品質向上や品質管理に欠かせない、正確な水分計の展開を、ODA事業との連携を通じて、支援いたしました。
まず、ミャンマーのコメどころ各地を巡回してセミナーを行い(述べ20回以上)、製品の紹介はもちろん、顧客セグメント毎の詳細ニーズ把握や市場調査を行い、現地の活きた声を広く蓄積しました。
また、コメ産業を重視するミャンマー政府とも、ODAの事業を通じて強固な信頼関係を築くに至り、コメ水分管理の正式な基準・規制等策定や政府の監理能力強化についても協力するなど、ルール形成による事業展開を支援しています。
感染症や生活習慣病対策など、ヘルスケア関連技術を有する企業に対する包括的コンサルティング
当社では複数の保健医療分野の専門家が在籍し、特に開発途上国を対象としたODA技術協力に関するプロジェクト・デザインや評価分析業務を約30国、80件実施した実績を有しています。
これらの業務を通じて、感染症対策(診断法開発などの先端技術を含む)や、近年特に開発途上国でも問題となっている生活習慣病対策、高齢者ケアなどの現状を熟知しています。
当社ではこれらの経験や知識を活用して、感染症や生活習慣病の検査キット開発技術を有するベンチャー企業や介護施設に対してODA民間支援スキムを活用した海外展開に関わる包括的コンサルティング(現地ニーズの共有や戦略計画立案支援など)を実施しています。
高精度な茶の品質検査技術を提案
スリランカ/農業分野(紅茶)
紅茶の品質管理体制に課題を抱えるスリランカ国に対し日本製の紅茶成分分析機器を導入し、品質管理・付加価値向上を目指した活動を行う企業様の支援を行いました。文献・現地調査、スリランカ政府高官の本邦における研修及び現地での協議・セミナー各種コーディネートと包括的に支援をさせていただきました。
本事業を通じ現地政府機関関係者との確固たる関係を構築された企業様は、現在別事業の展開も計画中です。
地球にやさしい環境ビジネスをアジアへ、そしてアフリカへ
フクナガエンジニアリング様
70年の歴史で培った金属リサイクルのノウハウと、リサイクル現場のニーズをくみ取ることから始まったフレキシブルコンテナバッグ、産業車両用タイヤの3本柱で事業を展開している同社。
アジアへの展開として2014年にベトナム現地法人を設立するにあたり、JDSはJICAの支援スキームを活用した事前調査と事業計画・戦略立案を支援しました。また、SDGsビジネスとして同社のノウハウをアフリカにも広め、循環型社会の実現に貢献するための第一歩として、エチオピアにおけるタイヤ再生、金属リサイクル事業の展開に向けた事前調査や政府系機関との連携強化、パートナーとなる民間企業の発掘を支援しています(JICA案件化調査を活用)。今後は、スムーズな事業立ち上げに向けて支援していきます。